注文住宅の間取り決めで押さえるべきポイント

夫婦に不動産を紹介する男性

注文住宅では間取りを決めることが優先度の上位なのです。注文住宅では間取りは自由なので、理想を描いてしまいますが、現実との妥協も必要となります。理想を追求しすぎると、広さも資金も足りなくなってしまいます。間取りは生活環境を考慮して、イメージを確認する作業なのです。これまで不便と感じて生活していたところを、新しい家では直すことができます。周囲の環境を考慮しつつ、現実的なイメージを持つことが大切です。

間取りは生活実感の確認が大切で、空想の産物ではありません。理想は持ちつつ優先度の高い順に実現し、多少の妥協も必要です。広さは足りなくても、不便は解消する知恵が必要となります。自分の考えをまとめるには、過去に住んでいた住まいの間取りを参考に、良かった点と悪かった点を書き出してみることが勧められます。最初に理想を描くのではなく、現実からの改良の積み上げが、住みやすい家をつくります。

プランニングでは、回ることのできる家を考えるとうまくいきます。ある位置に達するのに二つのルートを確保することで、動線のバリエーションが増えるのです。住宅程度の広さでは、無理なゾーニングはいりません。部屋相互の位置関係は配慮する必要が無く、自由な配置が望まれます。間取りの目的は生活を楽しくすることです。家族が長く過ごす場所を広く確保し、あまり使いそうに無い部屋は削る努力が必要となります。

自由が許されるプランニングにも一定の制約があります。建築基準法に準拠することや、予算内で可能な広さを守ることは守る必要があります。プランでは耐震壁を一定の割合で設置することが決められています。今の建築基準法では壁の無い広い部屋は作るのが大変です。部屋は壁で小さく仕切り、必要に応じてつなげる工夫が必要となります。

注文住宅では遠い将来の生活も考慮する必要があります。人間には長く感じても、家は人間の長い生活を全てカバーしなければなりません。高齢となった場合の備えを、新築の時点でしておくことが大切です。1階に外部に面した区画された居室を設けておくことは、将来の老人室を用意しておくことになります。キッチンは使う人が使いやすい配置とし、家事のコーナーを設けるなどの工夫がいります。応接室は無駄になるケースが多いので、省略しましょう。トイレは寝室から行きやすく、浴室は家族が使いやすい位置に設けます。中庭や裏庭を設けると住宅が広く感じられます。